URでDIY|賃貸マンションの壁の一部をウッドにしてオシャレなミッドセンチュリーテイストに!

賃貸マンションでウッドの壁をDIY|ミッドセンチュリー モダンインテリア

URや賃貸マンションのインテリアをDIYでオシャレにしたい!

そんなお考えの方に役立つ記事です。

賃貸でもオシャレなインテリアにしたいですよね。

私はUR賃貸住宅に住みながら、DIYでできるだけオシャレなインテリアづくりを楽しんでいます。

今回ご紹介するのは、壁の一部をウッドにしてワンランク上質でオシャレなインテリアにしてしまうDIY。

現状復帰可能な方法でDIYしましたので、URを含む賃貸マンション・アパートのインテリアをオシャレに仕上げたい方のお役に立てれば嬉しいです。



ちなみに壁の色変更については、私の場合URに「模様替え申請」を出してペンキ塗装の許可をもらっています。良かったら関連記事もご覧ください!

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URでDIY|コンクリートの壁に板を貼り付けるには?

マンションによって異なるとは思いますが、私が住んでいるURの賃貸マンションは、コンクリートの壁に直接壁紙が貼ってある仕様。
なので、画鋲ひとつ打てない状態です。

ですから普通に考えると、壁に何かを固定したい場合、

①粘着テープで貼るく
②ラブリコやディアウォールで突っ張り棒を立てる

くらいしか手立てがありません・・・

でも私が住んでいるURにはひとつだけ別の手段がありました。

URの壁には数箇所に何やら円柱形の金具が付いている

私が住んでいるURの部屋のコンクリート壁面には、何に使うのか不明なのですが円柱形の金具がポチッと付いています。

この金具、実はコンクリートにビス(ネジ)でガッチリと固定されていて、少し重たいものを引っ掛けたくらいではビクともしません。

ちなみにこの金具は頭をクルクル回せば外れます。そして中にコンクリート壁に直接打ち込まれたビスが見えてきます。

今回ご紹介するDIYでは、このコンクリートに直接打たれたビスが超重要なポイント。
壁に板を固定する「要」となります。

URでDIY|手順①幅がやや広い板をコンクリート壁に固定する

上記の通り、既設のビスがコンクリートの壁に何かをしっかりと固定できる可能性は分かりました。

そこでまず行ったのが、そのビスで、
「幅150mm、長さ900mm、厚み15mm」の板をしっかりと固定すること。

UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る

この板を起点に、ウッドの壁枠組みとなるその他の木材を取り付けて行く訳です。

URでDIY|手順②木材でウッドの壁の枠組みを作る

手順①で固定した板はビス一箇所での固定ですが、思いの外しっかりと壁面に固定することに成功。(この板を基盤板と名付けることにします)

正直なところ、この基盤板の固定具合が心許ない感じだったら今回のDIY自体諦めようと思っていたので、しっかり固定できてかなりホッとしました(笑

基盤板の上下にハシゴ状に木材を固定

化粧ベニヤを貼るための枠として、基盤板の上下に細い木材をハシゴ状に固定していきます。

UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る

基盤板と枠用の木材はL字型の金物とビスで固定。

UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る
UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る
UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る
UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る

これで枠組みが完成!

URでDIY|手順③化粧ベニヤを枠組みに固定する

UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る

枠組みが完成したら、化粧ベニヤを貼り付けの工程へ。
完成が見えてくる楽しい作業です。

化粧ベニヤは質感の良いものを選びましょう!

化粧ベニヤは、ホームセンターに行くと色々な種類を見ることができます。

価格も様々ですが、安価なものはやはり変に艶があったりプリント感が見え見えだったりチープな印象。
ですから、多少値が張っても質感の良いものをお勧めします。

ちなみに3mmくらいのシナ合板を購入して、木目を生かした塗装をすることも考えましたが、面積の広い複数枚の板を均一な色に塗装する工程で失敗が有り得るので今回は見送っています。

また、大きなサイズで売られているのでホームセンターのカットサービスを利用して、必要なサイズにカットしてもらいましょう。

今回私が選んだ化粧ベニヤのサイズは、
幅600mm、長さ2400mm、厚み3.5mm。
枠組み幅の900mmにピッタリ合うようにカットしてもらいました。
(2400mmを900mm、900mm、600mmの三分割)

固定は簡単!上下6箇所をビス留め

固定は簡単で、化粧ベニヤの上下6箇所にビスを打って留めるだけです。

作業のポイント
  • ドリルであらかじめ下穴を開けておく
  • ビスの色はブロンズに

注意点

化粧ベニヤは木目がプリントしてあるベニヤ板です。
ですから、木目に繰り返しパターンがあります。

繰り返しパターンがバレバレになってしまうと一気にチープな印象になってしまうので、木目がランダムに見えるように板の向きや順番に注意しましょう!

UR賃貸DIY|ウッドウォールを作る

化粧ベニヤの木目がランダムに見えるように向きや順番をシミュレーションしてから貼りましょう。

4枚の化粧ベニヤが取り付けられ、完成も直近です!

URでDIY|手順④両サイドに断面カバー用の薄い板を貼って完成

今回取り付けたウッドの壁は、ベースの壁から19mmほど出っ張っています。

その両サイドの出っ張り部分は、枠組みに使った未塗装の木材と化粧ベニヤの小口(板を切った断面)が丸見えです。
なので、小口を隠すための薄い板を貼ります。

ここに使った木材は、ホームセンターのカット済み木材になります。
(幅20mm、長さ900mm、厚み5mm)

軽く角を取る&ステインで塗装する

カット済み木材は未塗装なので、木目を生かしたステインでの塗装をします。

また、細かいことですが少しでも完成度を上げるために、木材の角をカンナで面取りしています。(角を触って痛くない程度に)

そして色は化粧ベニヤより少し濃い色で塗装。
ウッドの壁の輪郭をハッキリさせることでデザイン性アップを狙っていました。

ウッドの壁の小口にビスで固定

いよいよ最終工程!
塗装した縁取り用木材をビスで固定して完成です。

一色の壁面にリアルな質感のウッドウォールが現れると、お部屋の印象は一気に様変わりしますのでお勧めのDIYです! ただ、DIYは自己責任です。なので「強度に不安を覚えた」など少しでも心配が生じたら無理に実行しないようにお気をつけください。

以上がUR賃貸住宅の壁の一部をウッドの壁にする方法でした。

やや手間はかかりますが、ラブリコやディアウォールで作る壁面よりも薄く、ゴツくならずに仕上げられるひとつの方法になったと考えています。

最後に少しまとめて終わりましょう。


URの壁の一部をウッドにするDIY|まとめ

賃貸マンションでウッドの壁をDIY|ミッドセンチュリー モダンインテリア

  • UR賃貸住宅の壁面にあらかじめ取り付けられているビスを利用して基盤となる板をしっかりと固定
  • 基盤板を軸に、ハシゴ状の木枠を作成
  • 質感の良い化粧ベニヤを木枠に固定(化粧ベニヤはホームセンターで必要なサイズにカットしてもらう)
  • 両サイドに見える断面を薄い板でカバー

一色の壁面にリアルな質感のウッドウォールが現れると、お部屋の印象は一気に様変わりしますのでお勧めのDIYです!

ただ、DIYは自己責任ですから、「強度に不安を覚えた」など少しでも心配が生じたら無理に実行しないようにお気をつけください。

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