木製家具の傷が気になる・・・簡単に直せない?
こんなお悩み解消をお手伝いします!
私も先日、ビンテージ家具に相当気になる傷(ニスの剥がれ)ができてしまい、激しく落ち込みました。
でも、以前TVで見た木製家具の色や傷の補修方法を試してみたところ、かなり目立たなくできて大きな満足感がありましたので、実際にやってみたことをご紹介します。
ちなみにかかった費用は¥0!
是非ご参考になさってください。
ビンテージ木製家具の傷は「色鉛筆」で目立たなくできる
木製家具補修専用のクレヨンやペンもあるようですが、「色鉛筆」でも同じような補修効果が期待できますよ!
木製家具の傷補修|用意するのは微妙に色の違う茶色系色鉛筆3〜4色
木製家具の色の多くは「茶色」です。でも、木目が見える塗装の場合、よく見ると一種類の茶色で構成されているわけでなく、様々な茶色で構成されてされているのが分かります。要するに色ムラがあるわけです。
ですから、ベターっと「一色」で塗ってしまうと、かえって不自然になってしまうのです。
そんな不自然さを避けるためには、「似ているけど違う茶色」の色鉛筆を最低3色は確保しましょう。
こんな感じで、濃い色の木製家具用、淡い色の木製家具用で似た色のグループを作ってみましょう。
木製家具の傷補修|色の付け方と馴染ませ方
いよいよ緊張の実作業、ミスはできるだけ避けたいので、失敗しないためのコツをお伝えします。
薄い色から乗せ、段々と近い色にする
一番痛い失敗は、補修した部分が他の色より濃くなり過ぎて目立ってしまうパターン。
この失敗をなかったことにするのは難しいです。ですから、用意した色鉛筆の一番薄い色から薄く乗せていきましょう。
そして、様子を見ながら違う色も同様に薄く塗り重ねて行きます。
あくまでも様子を見ながら少しずつ、少しずつ色を濃くして行きます。
色鉛筆は寝かせて塗る
次に、色を乗せていく際の色鉛筆の使い方(持ち方・塗り方)をご紹介します。
子供の頃の塗り絵を上手にやるのと要領は一緒です。
字を書く鉛筆のように持たず、できるだけ寝かせて持つ
そして、鉛筆の芯の先ではなく、側面で塗ります。
指で擦って馴染ませる
これも塗り絵を思い出していただくとわかりやすいのですが、色鉛筆で塗った所って塗られた場所と、塗られずにわずかに紙の白が残る場所がありますよね?
木製家具の補修でも同じことが起こりますので、そんな時は、塗った部分を指で擦ってみてください。
そうすると、色鉛筆の芯の粒子が程よく馴染んでボカシの効果が出て、自然な見た目になります。
こういったボカシなどを出せるのが、色鉛筆ならではかと思います。マーカーなどで補修する方法だと、簡単ですが、強力に色を付けてしまうので微調整ができません。
色鉛筆以外で木製家具の傷を補修する方法
お家に色鉛筆がない場合は、木製家具のDIY修復専用のアイテムも検討してみましょう。
アルコールインクのペンで木製家具の傷を補修する
アルコールインクのマーカーペンで補修する方法は、アンティーク家具屋さんもお勧めする方法。ちょっとした傷補修には一番簡単なアイテムと言っても良さそうです。
アルコールインクを使う理由は、すでに家具に塗られている塗料を溶かしてしまわないため。シンナー系のインクは塗料を溶かしてしまうので注意が必要です。
クレヨンで木製家具の傷を補修する
クレヨンタイプの木製家具補修アイテムもあります。凹みを埋める効果や、色鉛筆と同様に他の色との調色もできるので、使い勝手の良いアイテムですね。
木製家具の傷・色補修方法まとめ
家具好き・インテリア好きにとって、家具のダメージは結構な悩みです。でもその悩みを解決できると、とっても大きな満足感が得られます。そして、それが自分でできたならなおのこと。
以下を使えば、ご自分での木製家具の傷補修も現実的です。
私の場合、プロ級の仕上がりではないものの、悩みが解消して非常に気分が良くなりました!貴方のDIYチャレンジのお力になれれば嬉しいです。
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