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趣味のインテリアコーディネーターMINEOと申します。
賃貸住宅ながらインテリアを何とかミッドセンチュリーモダンに仕上げたいと日々考えているサラリーマンです。

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普段の仕事はインテリアとは直接関係がないのですが趣味の延長で2015年にインテリアコーディネーターの資格を取得しました。
その資格を人様のために活かせたことは残念ながらまだ無いのですが、いつかそんな日が来たら良いなと考えております。
以降では、そんな私がミッドセンチュリー期のカルチャーに惹かれたきっかけ、インテリアに目覚めたきっかけなどをご紹介し、自己紹介と代えさせていただきます。
きっかけはファッション雑誌
もう20年以上前になりますが、私がミッドセンチュリーモダン期のカルチャーに興味を持ったのは高校時代でした。
きっかけは当時人気だったファッション雑誌、Boonの50s(フィフティーズ)特集です。
- きっちりと七三分けにされた、ヤンキーのそれとは一線を画すリーゼント
- 不思議な形のジャケットを開襟シャツに合わせた独特の着こなし
- 極太パンツにコンビシューズ
- 漂う不良感
とにかく初めて見る世界観にシビれ、古着屋や50sファッションを扱うお店に足を運び、音楽も古いロックンロールを聞いていました。
当時の実家の部屋では古着屋でもらったフライヤーや、ジェームス・ディーンの写真を飾ったりしてなんとか50sの雰囲気を出そうとしていたことを思い出します。
そんな私も大学生になる頃には、女の子にモテたい、流行りの服を着たい、という思いから大好きだった50sカルチャーと距離を置き、その時代が長く続きました。(この時代を自分では「魂を売った時代」と呼んでいます)
引越しでインテリアに目覚める
長らく魂を売りつづけ二十代後半に差しかかった私は、引越しをすることになりました。
引越しのきっかけは当時手に入れたバイク、ハーレーダビットソンのスポーツスターを安全に保管できる賃貸に住みたかったからというものです。(当時はハーレーの盗難が非常に多かったのです)
そしてこの引越しが転機となりました。
選んだ物件は新築で綺麗で機能的でおしゃれ。
元来カッコいい部屋に住みたいと思っていた私は、この引越しを機に、「部屋を50sテイストに仕上げよう!」と固く決心したのです。
大袈裟ですが、かつて売り飛ばしたレトロ好き魂を買い戻した瞬間です。
とは言ってもどんなものを揃えれば50sテイストになるのか?
正直なところわからないことだらけでした。
ミッドセンチュリーモダン の名著でインテリアの方向性が決まる
そこで資料としてまず手に入れたのが名著、
Mid-Century Modern: Furniture of the 1950s
とにかくおしゃれで独特の海外インテリアがたくさん載っている書籍です。
その中でも私が心奪われたのは、ジョージ・ネルソンのプラットフォームベンチとキャビネットが置いてあるブラックで統一されたスタイリッシュでシンプルなインテリア写真。
この写真で私の目指す方向性が明確になったのは良く覚えています。
ですから、まずネルソンベンチを手に入れました。

そしてネルソンベンチに合うソファも選びました。
出張先のホテルでも必死にネットサーフィンをしたことを思い出します。
その他にはビンテージのチェスト、イームズのビンテージシェルチェア、ミッドセンチュリーっぽいラグなど、なけなしのお金をやりくりして何とかアイテムを購入していきました。
当時は今ほどお店の情報が無く、欲しいアイテムを探すのが大変だったことを記憶しています。
感動の瞬間が訪れる
何もなかった部屋に少しづつ家具たちが置かれて行きます。
そして今でも強烈に印象に残っている瞬間が訪れました。
それは、ネルソンベンチ、ソファ、イームズのチェア、そしてビンテージチェストが部屋に揃った瞬間です。
その時私は「求めていたのはこれだ!」と確信し「なんてお洒落な空間なんだろう!」とリアルに身震いをしたのです。
きっと自分の部屋がこんなにお洒落になるなんて信じられないと感動したのだと思います。
その後も模様替えで何度かこの感覚を味わいました。

そしてうまく空間をまとめられないフラストレーションもたくさん味わいました。
インテリアコーディネートはこの試行錯誤と成功体験が醍醐味だと思います。
そしてうまくできたコーディネートはその後の暮らしを豊かにしてくれます。
インテリアを通じた生活の豊かさは、なにもプロに頼まなくてもご自身でつくれると私は考えています。
私が少しだけ情報をお分けできる分野はミッドセンチュリーモダンを中心としたレトロインテリアに限られますが、このブログがご自身でお好みの空間づくりをされたい方の目に触れ、少しでもお役に立てればこの上ない幸せです。