狭い部屋(リビング)をオシャレに広く見せる方法|賃貸1LDK編

狭い部屋(リビング)をオシャレに広く見せる方法|賃貸1LDK編

狭いリビングを、オシャレに広く見せるにはどうしたら良い?

こんなお悩み解決のお手伝いをします。

リビングを広く見せる方法論、調べるとたくさん出て来ますよね。

「モノを減らす」
「抜け感を出す」
「床を多く見せる」
「背の低い家具を選ぶ」
「背の高い家具を部屋の奥に置かない」
こんなところでしょうか。もちろん納得ですし、セオリーだと思います。

ただ、この記事では「オシャレに広く見せる」にフォーカスし、一味違うリビングルームづくりのお手伝いをしたい!そんな思いから、私がたどり着いた、リビングをおしゃれに広く見せる方法をご紹介していきます。

ちなみに、我が家のリビング・ダイニングは約12畳、決して広くありません。それでも快適に過ごせているので、きっとお役に立てるはずです!

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リビングを「オシャレに広く見せる」の決め手はソファの置き方

ソファーの斜め置きをしたインテリア

私がオススメする「リビングをオシャレに広く見せるテクニック」は、ずばり「ソファの斜め置き」。

日本の狭い部屋でソファの斜め置きなんてできない!と思われるかもしれませんが、この斜め置き、試してみる価値は充分にあります。

この後、写真も盛り込んで魅力をお伝えしますので、ぜひご参考になさってください。

ソファ斜め置きのメリットは6つ

オシャレに広く見せるためのエッセンスが詰まっています。

ソファの斜め置きメリット
  • オリジナリティのあるインテリアになる
  • 「逆ハの字効果」で空間に広がりを感じさせられる
  • 使える空間が広がる
  • テレビとソファの関係を気にしすぎなくて済む
  • ダイニングとのつながりを感じやすい
  • デッドスペースに見えるソファ裏スペースが意外と使える

それでは、ひとつづつ、ご紹介していきます。

ソファ斜め置きメリット①オリジナリティのあるインテリアになる

ソファーの斜め置きインテリア

海外インテリアでは、目にすることのあるソファの斜め置きですが、Instagramなどでたくさんのインテリアを見ても日本でやっている人は多くありません。

このブログをお読みいただいている貴方は、きっとオリジナリティのあるオシャレなインテリアに魅力を感じているはず。
ですから、ぜひお試しいただきたいレイアウトですね。

奇をてらったインテリアなのでは?と思われるかもしれませんが、この後ご紹介するメリットで実用性を感じていただけるはずです。

ソファ斜め置きメリット②目線の先に「逆ハの字」で広がる空間を演出できる

奥への広がりを感じるソファーの斜め置きインテリア

上の写真は廊下からリビングに入る目線で撮った写真です。

この写真を見ていただいてお分かりになる通り、目線の先に逆ハの字で空間が広がっていると、驚くほど部屋が広く感じます。

奥への広がりを感じるソファーの斜め置きインテリア
↑逆ハの字で広がりを感じさせる配置

また、何と言うか、「ウェルカム」を感じる空間になるんです。
「どうぞ奥へお進みください感」とでも言いましょうか。

毎日過ごす自分たちでも感じるので、もしお客様が来られたときにも似た感覚を持っていただけると考えています。

ソファ斜め置きメリット③「使える空間」を広くできる

Before

After

上の写真は模様替え前と、模様替え後の、いわゆるビフォーアフター。
黄色い矢印で示した、使える空間の差を感じていただけると思います。

ビフォーでは、四角い空間を、テーブルやソファで直角に区切っていたので、間に生まれる空間も四角でした。

結果、広々と使える床面積が、細切れになって広さを感じない状態でした。

一方、アフターでは、四角い空間が、斜めに引かれた対角線で区切られ、空間の細切れ感が無くなりました。

ソファに合わせて、テーブルやラグも斜めにしたことが、功を奏しています。

ちなみに、見た目だけでなく、実用的な広さを激しく実感したのは、「筋トレの腕立てと腹筋がすごくやりやすくなった」ことです(笑

ソファ斜め置きメリット④テレビ配置の可能性が広がる

ソファの斜め置きとテレビの関係

テレビとソファの位置って、なかなか切り離せない関係ですよね。
そんなテレビとソファの快適な位置関係を一度整理してみましょう。

テレビ画面が見やすいソファの配置パターン

ソファーをテレビの小面に配置
テレビの見やすさ1位の配置
テレビ斜めでソファ真直ぐ配置
テレビとソファを直角に配置
テレビの見やすさ3位の配置

テレビの見やすい配置ランキング

1位 テレビとソファの平行配置
2位 テレビ斜めでソファ真直ぐ配置
3位 テレビとソファの直角配置

以上で大きな間違いはないはずです。

こうまとめて見ると分かることがひとつ。
それは、「テレビを斜めに配置することはあるのに、ソファは斜めにしない」ということ。

ソファの斜め置きとテレビの関係
このようなパターンがない

この気づき、実は結構、家具配置の新たな可能性を生み出してくれるんです。

その可能性とは、テレビ置き場の選択肢が増えること。

テレビ画面とソファが、斜めに向き合うレイアウトは、ほどよい画面の見やすが保証されているので、下図のようにテレビの位置を大きく変えられる訳です。

テレビ配置パターン1
テレビ配置パターン2

テレビ位置の選択肢が増えると、インテリアが変わる可能性も各段にアップします。

「インテリアに飽きない」ことは、豊かな生活に必要不可欠なので、レイアウトの選択肢は増やしておきましょう!

ソファ斜め置きメリット⑤ダイニングとのつながり・広がりを感じさせる

リビングとダイニングの繋がりと広がり

一般的な間取りの多くは、リビングと、ダイニングをはじめとする別の空間が隣接しているケースが多いです。

この、隣接するスペースとの関係を考えることも、部屋を広く感じさせる上で、非常に重要になります。

実は、ソファの斜め置きは、そんな隣接スペースとの繋がり感や広がり感も、コントロールできるんです。

モノが斜めに配置された空間はゾーン分けを曖昧にさせる

メリット③でもお伝えした通り、ソファとソファに付随する家具(ローテーブル・ラグなど)を斜めに置くと、空間の区切りに堅苦しさが無くなります。

そして、その堅苦しさがなくなると、「こっちからこっちはリビング!こっちからこっちはダイニング!」の様な、無意識に感じる境界が曖昧になるのです。

結果、隣接したスペースとの一体感が生まれ、リビング・ダイニングなどを「一つの広い空間」として感じやすくなります。

特に、空間のゾーン分けを、強く印象付けるラグが斜めになることは、空間の印象がガラリと変わるので、効果的ですね。

下の写真は、リビングから見たダイニング、そしてダイニングから見たリビング。
自然な繋がりのある空間を、感じていただけると思います。

リビングから見たダイニング
ダイニングから見たリビング

ソファ斜め置きメリット⑥デッドスペースではない!ソファ裏に空いた空間が意外と便利

ソファの斜め置きをすると、ソファの後ろに三角形の空間が生まれます。

一見デッドスペースとも取れる、この空間をデッドスペースだと片付けてしまうのは勿体なくて、意外と使えるスペースになるんです。

意外と便利な活用法は以下です。

ソファ裏のスペース活用法
  • 観葉植物を置く
  • フロアランプを置く
  • 見せたくないゴミ箱を置く
  • リモコンやティッシュを置く
  • ルーターなどのゴチャつく機器をまとめる

以上の通り、

  • 意外とスペースを取るアイテムを置く
  • 見せたくないアイテムを置く

という観点で考えていただくと、デッドスペースには、決してなりません。
活かすも殺すも、考え方・使い方ひとつですね。



以上が、狭いリビングをオシャレに広く感じさせる方法でした。
最後に少しまとめて終わります。

狭いリビングをオシャレに広く見せる方法 まとめ

「部屋を広く見せる方法」はたくさんありますが、当記事では、オシャレに広く見せる方法として、少しトリッキーな「ソファの斜め置き」にフォーカスしてご紹介してまいりました。

うまくハマればこんなメリットがあるのでオススメです。

ソファの斜め置きメリット
  • オリジナリティのあるインテリアになる
  • 「逆ハの字効果」で空間に広がりを感じさせられる
  • 使える空間が広がる
  • テレビとソファの関係を気にしすぎなくて済む
  • ダイニングとのつながりを感じやすい
  • デッドスペースに見えるソファ裏スペースが意外と使える

同じお部屋でも、家具配置の工夫で新鮮さをつくることができます。
貴方のお部屋が新鮮で快適な空間になれば嬉しいです!

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