インテリアコーディネーター 試験、
一次は受かった!
さて二次試験対策はどうしよう?
このような疑問にお答えします。
と、その前に
二次試験はプレゼン課題(製図)と論文を180分で仕上げなければなりません。
これ、未経験だと最初は全くうまくできませんし終わりません・・・
私は模擬試験で絶望感を味わいました。。。
でも大丈夫! 作図は練習で確実に早くなる
結論から言います。
見本の模写を何度も繰り返すことで必ず作図スピードは上がります!
私の体感ですと、自分で思っているより上達速度が早かった印象があります。
結果が出やすいので初期のキツさを乗り越えればモチベーションを維持しやすいイメージです。
(もちろん超真剣にやるのが前提です)
インテリアコーディネーター二次試験対策|プレゼン(製図)試験対策のポイント
とにかくたくさん描きましょう
先述の通り、試験時間内に描き終われるようになるためにはたくさん手を動かすこと以外対策はありません。
私が通っていたスクールのブログでは、「最低でも20枚は描くべき」と明言しています。
私も課題でかなり描きましたが、
効果があったなと感じた練習は「同じ図面を何度も描く」でした。
でももちろん、1パターンをずっとでは応用力が付かないのでバリエーションは必要です。
私が通っていたスクールでも使用した、定番教材で基本的なことがばっちり学べます。
必ず作図時間を計ること
製図は時間勝負です。
どんなにプランが良くても求められる図面が一枚でも未完成ならアウト。
ですから練習の際は必ず一枚仕上げるまでの時間を計りましょう。
計測を積み重ねることで、どのくらい急ぐべきかの感覚が掴めます。
そして、早くなる実感も得られるので心に余裕も生まれてきます。
図面に入れるべき要素を見落とさない
プレゼン課題にはテーマと満たすべき要件があります。
満たすべき要件には配置しなければならない家具などが含まれます。
ですから配置しなければならないものを的確に理解して、漏らさず図面に落とし込む必要があります。
これができていないと減点ですから非常に重要です。
問題用紙にはそれら要件が明記してありますが、文章内に紛れていますからとりこぼす可能性があります。
そういったミスを避けるために、必要な要素の語句に◯を付けて認識しやすくし、図面に入れ忘れないようにしましょう。
独自のアレンジをしないでとにかくマネる
仕上がりの見た目は、問題集などの見本に近付けましょう。
オリジナリティを出してもリスクになるだけです。
見本は受かるための見本ですから、真似しましょう。
独自性は実務に就いてから出しても遅くないはずです!
家具や建具の輪郭線はくっきりと描く
家具や建具のアウトラインはしっかり濃く描きます。
後に着色をするとどうしても白黒の段階よりアウトラインが目立ちにくくなります。
ですからそれを見越して濃いめにくっきりと描く必要があります。
色は濃く塗り過ぎない
課題では色鉛筆での着色を求められます。
着色部分を消しゴムで消すことはできないので、極力薄めに塗り始め、段々と濃さを出していきましょう。
輪郭線がハッキリと目立つ程度を心がけてください。
色鉛筆は寝かせて塗る
広い範囲を薄めに塗るためには色鉛筆を寝かせ、一筆で広く塗れるようにします。
色鉛筆を立てて塗ると濃く細い線が引かれてしまい失敗の元になります。
その濃い色にまわりを合わせなくてはならなくなると終わりです。
混色しない
限りある時間内で素人が色鉛筆で混色して良い雰囲気を出すのは至難の技です。
オリジナリティは出さなくて大丈夫です。
とにかく見やすく仕上げましょう。
合格ラインはプロ並みに設定されているわけでない
タイトルの通り、プロ並みの図面は求められていません。
ですから上記を念頭に「見やすさ」と「汚くない」図面を目指せば成功に近付きます。
インテリアコーディネーター二次試験|論文課題対策のポイント
絶対やるべき!文字は実際に手で書いてみること
私は完全にそうなのですが、最近手書きで長い文章を書くことってほとんど無くないですか?
お仕事によると思いますが、多くの方はタイピングで文章を作っていると思います。
ですから、いざシャープペンシルもしくは鉛筆で論文執筆に取り掛かってみると、びっくりするぐらい書くのがしんどいです。
いくらいい文章が頭に浮かんでいても手を動かすのが遅過ぎたり、字が汚なすぎたらテストでは非常に不利です。
なのでプレゼン対策に負けず劣らず、実際に筆を動かして文字をたくさん書きましょう!
普段タイピングばかりの方は、本当にやった方が良いです。
また、ビジネス文章は書けても、論文はまた必要な型が全く違うので、適切な教材で「論文の型」を押さえておくことを強くお勧めします。
順番大事|論文はプレゼン課題の前に終わらせる!
インテリアコーディネーター 二次試験で激しく消耗するのは、やはりプレゼン課題。
プレゼン課題をやりながら論文のことが気になると精神的負担、大です。
ですから、論文は60分以内程度で先に終わらせましょう!
論文60分以内(できればもっと早く)プレゼン120分以上の時間配分です。
問題の文章をなぞり過ぎない
論文テストでは決められた文字数に対して、足りな過ぎるとNGです。
どうしても文章にボリュームを持たせられない時にやってしまいがちなのが、問題の文章をなぞって論文内に入れてしまうこと。
これは当然すぐに考え不足がバレるので避けるべきです。
文章を冗長にしない
回りくどい言い回しで文章を水増ししないようにしましょう。
私は模擬試験の添削で思い切り指摘されました(笑
これもすぐにバレますよね。
ただ、本試験で何行も空白ができてしまうくらい何も思いつかない状況に陥ってしまったら、冗長でもマスを埋める作戦に出る必要があるかもしれません。
語尾の言い回しを論文らしくする
論文にふさわしくない「と思う」などの口語的な表現はNGです。
「であると考えられる」といった表現に変えましょう。
不安な方はeラーニングでの対策もオススメ
私は絶対に一発合格したかったので、念のため論文のeラーニング講座を受講しました。
在宅で受講できるので楽でしたし、講義が理解しにくいということも全くありませんでした。何よりやるべきことが明確になるので安心できました。
費用は¥9,000(税別)
講義を受けに行けば最低でも半日は費やされるので、とても効率が良かったと思います。
二次試験対策勉強の時間帯
一次試験はインプットがメインでした。
ですから勉強時間は一番頭の冴えている朝をオススメしていました。
二次試験対策はというと、作業の反復が多いので私は夜をメインに作業していました。
仕事でわりと疲れていても、作図練習自体は脳味噌をフル回転させるわけではなかったので思ったほど辛くなくこなせました。
個人個人で向いている時間帯があると思いますので、朝と夜のどちらが捗るか、早い段階で試しておくと良いと思います。
インテリアコーディネーター 二次試験対策まとめ
- プレゼン対策はとにかく数をこなす!
- 図面に入れなければならない要素を見逃さない!
- やさしく塗って汚い図面にしない!
- 手書きの遅さを実感しておく!
- 本番では論文をプレゼンの前に1時間以内で終わらせる!
- 一行以上空欄にしない!
- 論文らしい語尾を押さえる!
一次試験と二次試験の間はすごく短いです!
しかも寒くなる時期。
体調に気を付けつつ、とにかく数をこなして見てください。
ご健闘を心よりお祈りしています!
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