インテリアコーディネーター資格取得のための勉強法

インテリアコーディネーター資格勉強ノート

インテリア好きを活かして取得できる資格といえばインテリアコーディネーター、私も仕事(インテリアとは関係のない)をしながら勉強をして資格を取りました。

お見舞い
2019年のインテリアコーディネーター一次試験は台風の影響で 東京都、群馬県、岩手県、宮城県 の4会場で試験が中止されるという、受験者にとっては非常に厳しい状況になりました。
該当された皆様の心労を思うといたたまれません。

再試験が 11月17日(日) に行われるということで、来年の試験を受けるしかないという状況は避けられたので本当に良かったと思います。
詳細: https://www.interior.or.jp/examination/ic/info/#Detail10817

それでも、長期間保ってきたモチベーションが途切れてしまった方もおられると思うと心が痛みます。
再試験で全力を発揮していただけることをお祈りいたします。


ネット上を見てみると、一ヶ月半の勉強で取得しました!といった記事も見かけ、すごいな!と思う反面、多くの人はもっと時間が必要だと感じています。


そんな私も比較的余裕のあるスケジュールで勉強したので、その勉強方法をご紹介いたします。

挑戦を始める前のモチベーションアップに役立つ本についてはこちらをお読みください。
インテリアコーディネーター資格取得に役立つ本|やり抜く人の9つの習慣

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  1. インテリアコーディネーター資格取得のこんな疑問・お悩みについて書いています。
  2. インテリアコーディネーター資格の 勉強を始める時期は年始「合格を今年の目標」にするのが吉
  3. 一発で絶対に受かりたいならスクールがおすすめ理由は、理解が難しい科目対策+二次試験対策が優れているから
    1. スクールに通って大正解だった
    2. インテリアコーディネーター二次試験対策では「コツ」を教えてもらえる
    3. 【余談】スクールに入る前に独学しておいて絶対に損はない
  4. インテリアコーディネーター資格スクールにかかった費用は約22万円(一次対策)私の場合は教育訓練給付金制度で約5万円返ってきました
  5. 【 インテリアコーディネーター一次試験勉強法】一次試験対策は暗記要素多め予習+過去問を解きまくればOK
    1. インテリアコーディネーター試験対策①参考書・教科書の読み込み
    2. インテリアコーディネーター試験対策 ②過去問を解きまくる
  6. インテリアコーディネーター二次試験(図面と論文)にはコツがあるこちらもコツに沿って過去問を解きましょう
  7. インテリアコーディネーター試験対策は勉強時間は長さよりも時間帯が大事|仕事後の夜勉強は正直続かなかった・・・
    1. インテリアコーディネーター資格試験の勉強は朝がベスト!

インテリアコーディネーター資格取得のこんな疑問・お悩みについて書いています。

  • インテリアコーディネーター資格の勉強を始める時期

  • 独学か資格スクールで学ぶか

  • インテリアコーディネーター 資格スクールにかかる費用

  • インテリアコーディネーター資格の 勉強方法(一次試験)

  • インテリアコーディネーター資格の 勉強方法(二次試験)

  • 勉強時間

インテリアコーディネーター資格の 勉強を始める時期は年始「合格を今年の目標」にするのが吉


インテリアコーディネーター資格の試験は10月に一次、12月に二次が行われます。


私の場合、年始に資格取得の挑戦を思い立ちましたので、一月からすぐに独学を始めました。


「今年の目標」として相応しかったのでちょうど良いタイミングだったと思います。


もちろん思い立つタイミングは皆さんそれぞれ異なりますから、いつでも問題ないのですが、合格率三割と言われているインテリアコーディネーター資格ですから、早めに越したことはないですよね。


ちなみに、スクールを利用するなら四月までには受講申込みをしましょう。
理由は次の項目でお話しします。

一発で絶対に受かりたいならスクールがおすすめ理由は、理解が難しい科目対策+二次試験対策が優れているから


私は一月から独学を始めましたが、絶対に一回で合格したかったので、資格スクールを利用する選択をしました。


私が受講したスクールは水曜夜に19時から21時まで、週一回の講義があるコースで、仕事をしながらでも比較的楽に通えました。


期間は4月から9月(一次対策)だったので、スクールを利用される方は四月までに手続きをしておくことをお勧めします。

スクールに通って大正解だった


私の場合、スクールの利用は大正解でした。
理由は独学で理解が難しかった一次試験の分野・科目を深く理解できたからです。


インテリアコーディネーター資格の勉強分野は下記の通り多岐に渡ります。

  • インテリアの歴史
  • インテリア計画
  • 環境工学
  • 建築材料
  • 仕上材・塗料
  • ウィンドウトリートメント
  • 建築設備
  • 住宅設備機器
  • 構造と施工
  • 色彩と造形
  • 表現技法
  • 建築関連法規
  • 家具
  • 建具
  • 照明
  • インテリア販売
  • 消費者関連法規
  • 各種エレメント

私が特に理解が難しく感じた分野は環境工学で、参考書での独学だけではきっと無理だったと思います。


そんな難しい分野も現役のプロがわかりやすく教えてくれるので本当に助かりました。


独学の場合、難しい分野を諦めて他の分野で点数を取ればいいと言った思考に陥る可能性がありますが、捨てた分野の代わりに他の分野を完璧に近く理解しなければなりませんので危険です。


私が苦手だった環境工学は苦手な方が多いようでしたので、その分野の理解を深めることはライバルより点数が取りやすいことになります。


このアドバンテージは気持ちの余裕につながりますから、そう言った点で苦手を克服できるスクールの利用には価値があります。

インテリアコーディネーター二次試験対策では「コツ」を教えてもらえる


インテリアコーディネーター資格試験の二次試験はプランニング(図面制作)と論文です。


この2つには明確なコツがありまして、そのコツをしっかりと教えてもらえます。

コツのごく一例として、色鉛筆で行う平面図の色付けでは、「絶対に色を混ぜてはいけない」などがあります。


理由は素人が混色しても綺麗に見せられる可能性が低く、失敗したことで気が動転してその後の動きに影響するからです。


また、一問でも白紙回答・未完成があれば不合格なので、問題に取り組む順番などにも指導が入ります。


このように合格ラインを効率的に突破するためのテクニックや考え方を教えてもらえるのです。


ですから、二次対策だけでもスクール利用を検討しても良いかもしれません。

【余談】スクールに入る前に独学しておいて絶対に損はない


前述の通り、私は資格スクールに通う前に独学をしていたのですが、そのおかげで講義がすごく良く理解できました。


深く理解できると自信もつき、勉強が楽しくなるのでおすすめです。


ちなみに独学は参考書を一冊買ってできる限り理解できるまで読み込む方法です。(インプット中心)

私は町田ひろ子アカデミーが発行している以下のテキストを使って、一通りのインプットを行いました。

テキストって色使いなどで好き嫌いが出てくると思うんですが、こちらのテキストは文章全体の読みやすさと、大事な部分の分かりやすさが両立していてとても役立ちました。

インテリアコーディネーター資格スクールにかかった費用は約22万円(一次対策)私の場合は教育訓練給付金制度で約5万円返ってきました


私の通ったスクールは約5ヶ月間の一次対策コースで、21万9200円(税込)でした。(二次対策は一次の合格可能性によって受講するかどうか決められます)


決して安い値段ではありませんが、一発合格を切望していた私にとっては大変価値のある支払いでしたし、何より自分のお金で通う学校ですからモチベーション維持にも大変効果があったと思います。


また、私が受講していた頃は教育訓練給付金制度でキャッシュバックがあり、
非常に助かりました。


ただ、きちんと受講することと、合格が条件だったと記憶していますので、簡単にはもらえないものでした。(条件がうろ覚えでごめんなさい!)

【 インテリアコーディネーター一次試験勉強法】一次試験対策は暗記要素多め予習+過去問を解きまくればOK


一次試験対策の勉強法は

インテリアコーディネーター試験対策①参考書・教科書の読み込み

読んで字のごとく「読み込み」です。


とにかく内容を理解できるまでじっくり読みましょう。

ノートにまとめるアウトプットも効果的だと思いますが、仕事をしながらの勉強の場合、すべての科目でそこまでやると続きにくいです。


もちろん、苦手分野は頭に入るまで図を描くなど手を動かすのがベストです。
(その際、綺麗に書かなくて全然OK!)


また、スクール利用の場合は、予習として次の授業内容を読み込んでおきましょう。


私は最低一回は読み、余裕があれば二回読んでいました。

インテリアコーディネーター資格勉強ノート

インテリアコーディネーター試験対策 ②過去問を解きまくる


読み込みでインプットした知識のアウトプットは、実際の問題を解くことで行います。


スクールでも教わりますが、過去問を解くのは記憶を定着させる上で本当に効果的です。


試験本番までには全分野で三周くらいやっておくとかなり自信が付きます。


ちなみにスクールでも使用している定番の過去問題集は以下の二冊です。

インテリアコーディネーター二次試験(図面と論文)にはコツがあるこちらもコツに沿って過去問を解きましょう


前述した通り、二次試験突破には明確なコツがあります。

コツの例
例えば色鉛筆で行う平面図の色付けでは、「絶対に色を混ぜてはいけない」などです。


理由は混色しても綺麗に見せられる可能性が低く、失敗したことで気が動転してその後の動きに影響するからです。


また、一問でも白紙回答・未完成があれば不合格なので、問題に取り組む順番などにも指導が入ります。


このように合格ラインを効率的に突破するためのテクニックや考え方を教わります。


二次試験対策でもこう言ったコツを踏まえて過去問に取り組みましょう。


はじめは経験者でない限り正直うまくできないでしょう。
私も当然その一人でした。


ただ、論文も作図もひとつこなす毎に確実に進歩します。


また、試験合格ラインは「プロ並み」に設定されているわけではありません。
そう考えれば気持ちも楽になります。


ちなみにスクールに通っていると、一次、二次共に模擬試験があります。


二次試験の模試は、対策を始めてから約1ヶ月後に行われるのですが、相当難しく感じます。(私の場合結果も惨憺たるものでした)


が、この状況は他の受験者も同様なので焦らなくて大丈夫です。


ちょっと凹みますがめげずにひとつでも多く過去問に取り組んでみてください。


繰り返しますが、技術は、ひとつこなす毎に、確実に、進歩します。


二次試験対策についても詳しくご紹介している記事がありますので是非ご参考になさってください。

インテリアコーディネーター二次試験対策でスクールも使っている教材はこちらです。

インテリアコーディネーター試験対策は勉強時間は長さよりも時間帯が大事|仕事後の夜勉強は正直続かなかった・・・


勉強時間は私の場合、平日で約2時間程度勉強していました。


休みも必要なので、土日はやったりやらなかったりでしたが、復習はもちろん予習の教科書読み込みはとにかく欠かさずにやりました。


そして一次試験前の期間は予習復習はそれまで通りに行い、+αで過去問解きの量を増やしました。

インテリアコーディネーター資格試験の勉強は朝がベスト!


社会人になって初めて仕事以外の勉強をしてみて分かったのですが、勉強(特にインプット)は朝が最適でした。


色々な本にも書かれているように朝活は効果的です。(早起きは大の苦手でしたが)独学期間中の夜勉強は正に三日坊主に終わりましたが朝勉強は続きました。


普段7時におきている方であれば、5時に起きて勉強(参考書・教科書読み込み)をすると十分な勉強時間を確保できると思います。


夜遅く寝て無理に早く起きても全く良いインプットはできませんので、私の場合、大体22時には横になるようにしていました。


難しそうだなあと思われるかもしれませんが、数日続ければ思ったよりすんなり習慣化できましたし、その頃の充実感は今でも思い出せますのでチャレンジされることをおすすめします。


以上が私のインテリアコーディネーター資格取得までの勉強についてでした。


普段のお仕事はインテリア関連でないけれど、インテリア好きが高じて資格取得をお考えの方のお役に少しでも立てれば幸いです!

挑戦を始める前のモチベーションアップに役立つ本についてはこちらをお読みください。

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