センスの良いレトロインテリア(50s、ミッドセンチュリー)の作り方

ミッドセンチュリーモダンなお部屋づくりを目指す方に見ていただきたい記事です!

今回はミッドセンチュリーモダン、50sテイストインテリアをこよなく愛する私が、悩みながらインテリアをつくってきた中でたどり着いた「センスの良いレトロインテリア」の作り方の基本をご紹介いたします。

50s ミッドセンチュリーモダンインテリア
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レトロインテリアづくりのコツ

  • 引き算レイアウト=コレクター部屋にならないようにする

  • 当時のハイセンスを意識し、リアル感を出す

  • 年代を合わせる

  • アイテムのテイストを合わせる

  • 箱(部屋)自体の演出も大事

引き算レイアウト=コレクター部屋にならないようにする

レトロなインテリアに惹かれる方は、大抵の場合当時のインテリアイテム(家具や雑貨、ファブリックなど)のデザインに魅力を感じ、それらを集めたい!という衝動にかられていると思います。


私も完全にそうです。


ですから、手に入れたアイテムは飾りたいしいつも目にしていたいですよね。


インテリアデザインの最終目的が「集めたアイテムをいつも目にしていたいから、それらに囲まれている空間にする」の場合は、どんどん飾って幸せを感じていただければ最高だと思います。


一方、ミッドセンチュリーモダンや50sスタイルなどレトロな雰囲気を出しながらセンス良くまとめられた部屋を作りたいと考えると、前述のような、当時のアイテムに囲まれたコレクター部屋とは作り方が違ってくると思います。


この際のポイントが引き算レイアウトです。


要するに飾りすぎないということですね。


特に日本の住宅は手狭なケースが多いですから、いい雰囲気を醸し出す、適量を特に意識したいところです。


では適量と表に出すアイテムはどのように判断したら良いか?そのことについて次の項目で、考え方をご紹介します。

当時のハイセンスを意識し、リアル感をを出す

60年代のインテリア雑誌

配置するもしくは飾るアイテムの適量は、目指す時代当時のハイセンスなインテリア を意識すると良いと思います。


ネットで検索すれば当時の画像資料も出てきますし、蚤の市や古本屋で当時の雑誌などを見つけるのも良い方法です。


そういった当時のリアルを見てみると、意外と飾りすぎていないことが分かります。


例えばランプなど、実用性と装飾性を兼ね備えたアイテムは当然「必要な数」だけが配置されています。


それでも充分すぎるほど魅力的に見えるわけですから、それを真似しない手はありません!

どんなアイテムを見せるか


前述の通り、見せるアイテムの量は実はそれほど多く無くて良いと分かりました。


では次に良い雰囲気を出すために効果的なアイテムをご紹介します。(私が最も好物な50sテイストを念頭に置いているので偏りは否めません!)

ウォールクロック(壁掛け時計)

ミッドセンチュリー ウォールクロック サンバーストクロック
アメリカのビンテージサンバーストクロック

分かりやすい例で言えばジョージ・ネルソンのサンバーストクロックボールクロックなどです。


今でも大変人気で、カフェやお店でも良く見かけますよね。


リプロダクト品も多く、手に入れやすいのでお勧めです。


さらに存在感を出したい場合はビンテージ品が理想的です。


サンバーストデザインのクロックは恐らく当時相当数作られたのでしょう、国内のミッドセンチュリー系のビンテージショップにもタマ数が豊富です。


前述のネルソンのクロックに比べても大振りで、主役級の存在感&レトロな雰囲気を演出してくれる超優秀なアイテムです。

テーブルランプ(置き型照明)

アメリカのビンテージランプ

50s感を演出する上では欠かせないアイテム。


モスランプ(マジェスティック社のランプはマジェスティックランプと呼ばれ特に人気で高価)と言われるランプ達は、なんとも言えない摩訶不思議な形状と質感で、現代の価値観ではまず生み出されないであろう独特の魅力が匂い立ちます。(そしてコレクターズアイテムでもあるため高価です)

もちろんモスランプまでマニアックなもので無くても、当時ものであるだけで充分雰囲気が出せます。


特におすすめはシェードにグラスファイバーが使われているものでしょうか。


紙とプラスチックの間の様な質感はレトロかつ高級感を演出してくれます。


また、ペアで売られているケースも多いので、思い切ってセットで手に入れるのもアリです。


海外インテリアっぽさのひとつとしてシンメトリー配置が挙げられます。


そのシンメトリー配置にペアランプは超効果的なので演出手法として検討の余地があります。

サイドボード(低めで横長の収納家具)

イギリスのビンテージサイドボード

現代のテレビボードと考えても差し支えないです。


細めの脚が付いているアイテムが多く、一台あるととてもおしゃれ!
そして大型家具なので存在感が抜群です。


こちらもタマ数が多いので色々なデザインから選べます。


サイドボードのデザインでインテリアデザインの方向性がある程度決まると私は考えているので、かなり重要なアイテムだと感じています。


ちなみに他の家具(例えばチェストやテーブル)とシリーズ化されているアイテムもあったりしますので、同じシリーズで家具を集めて部屋をまとめるという方法も良いと思います。

ソファ

ソファも大きさがあるため当然インテリアの印象を大きく左右します。


アメリカンミッドセンチュリー系であればちょっと角ばった印象のシンプルなデザインがしっくりくるでしょう。(私はkardielというブランドのソファがいつか欲しいと思っています)


ちなみに脚はシンプルな四つ足が良いと思います。


北欧系ですと、ウッドの質感をいかした少し曲線が目立つアイテムも魅力的です。


また、ミッドセンチュリーモダンインテリアでは色使いを派手めにすると海外インテリア感が出やすいので、ファブリックの色は冒険しても良いと思います。

コーヒーテーブル

サイドボード、ソファと来たらやはりコーヒーテーブル(ローテーブル)が必須アイテムになります。


この三点で大まかなお部屋のテイストは決まると言っても過言ではないので、
三点の統一感がポイントがと言えるでしょう。


また、サイドボードは主に木製ですから、コーヒーテーブルも木製のアイテムを選ぶ場合、色味を統一することは必須かと思います。


サイドボードがウォールナット系の濃い目の色なら、コーヒーテーブルも濃い目の色を選び、ナチュラルな色合いは避けると言った感じです。


コーヒーテーブルもビンテージショップで必ず取り扱いがあるので、楽しく選べます。

チェア

アメリカのビンテージチェア

ミッドセンチュリー期には魅力的なチェアがたくさんあります!


イームズのシェルチェアはミッドセンチュリーモダンアイテムの代表格といっても過言でないアイテムですよね。見たことがない人を探す方が難しいくらいメジャーです。


ミッドセンチュリー期チェアが一脚あればお部屋の雰囲気を一気に盛り上げてくれますので、余裕があれば是非取り入れたいところです。


以上で主要メンバーが揃いました。


あとは装飾的要素の強いウォールデコや絵画、ポスターなどをどう選ぶかになります。


もちろん無くても成立はしますが壁を飾るとワンランク上の仕上がりとなることは間違いないでしょう。

ウォールデコ

前述の通り、壁を飾らずして海外風ミッドセンチュリーモダンインテリアを再現するのは難しいと言えるので、ウォールデコにも予算を取っておきたいところです。


50s感を出したければ、ダイヤ型(ひし形)のアイテムを選ぶのが吉です。


当時人気のシェイプで理屈抜きにその時代ならではの雰囲気を感じます。


ファッションにも多く取り入れられていて、アーガイル柄などはその代表格でしょう。


ミッドセンチュリーのウォールデコは木製フレームが使われているものが多く、木製家具との調和も取りやすいです。(ファブリックが使われていたり、サンドアート系もよく見られます)


また、ペアのアイテムも多く、シントリーに飾ったり、ずらして飾ったり、色々な工夫が楽しめてミッドセンチュリーモダン感を演出する超優秀なアイテムです。


後にも触れますが、年代によってアイテムのデザインテイストが微妙に異なるので、複数飾る場合は出来るだけ年代を合わせると全体の統一感がグッと増します。(50sと60sでもデザインが結構違います)


また、ウォールデコに予算があまり取れない時に手を出したくなるのが、当時の雑誌の広告などを額装して飾る方法。


一枚千円程度で売られていてついつい手が伸びるアイテムです。


もちろんそれもありなのですが、その当時、その広告を額装してインテリアを飾ったかどうかを想像すると、それはまずないことが想像できます。(当時のリアル感を演出する上ではベストな方法ではないでしょう)


なのでやはり壁を飾るアイテムは「本物」を頑張って手に入れた方がインテリアの質が高まります。

カーテン

アメリカのビンテージカーテン
アメリカのビンテージカーテン

カーテンも面積が大きい分、インテリアに与える印象は非常に大きいです。


こちらに付いては別の記事で(ミッドセンチュリー部屋のカーテン選び・探し方)わりと詳しく書いているのでご覧いただければ幸いです。


以上が揃えばかなり完成度が高まります。


あとはシェルフ(飾り棚)などを随時増やす+そこに飾るアイテムを増やすと言った程よい足し算を楽しんで行ければベストかと思います。

アイテムの生まれた年代を合わせる


ミッドセンチュリーと定義される年代(1940年代〜1960年代)の幅は若干広めなので、デザインテイストの違いにも当然幅があります。


「このテイストが好き」がはっきりと決まっていれば、集めるものの統一感は自ずと出ますが、好みがおぼろげであればまず年代を揃えることが成功の鍵です。


前述した通り、50sと60sを比べても醸し出す雰囲気が異なりますから、40sと60sではもっとギャップがあります。


ですから最短で統一感を出すためには、年代を合わせるというポイントは外したくないところですね。

アイテムのテイストを合わせる

年代を合わせることプラス、デザインテイストを合わせることも重要です。


例えば50sで言えば人気のデザインテイストはこんな感じに分けられると思います。

  • アトミックエイジ
  • オリエンタル
  • アフリカンモチーフ
  • アメリカンダイナー風

上の三つをひとつの空間で調和させることは可能かと思いますが、オリエンタルとアメリカンダイナー風がバッチリ合うかと言えばちょっと難しいでしょう。(当時もその組み合わせはなかったんじゃないかな?と想像が付きます)


お店ではそれぞれが魅力的に見えたけど、家で合わせてみるとちょっと違う・・・みたいなことは往々にして起こったりします。


なので、テイスト合わせを意識して集めれば完成への近道ができるでしょう。


もちろん、ある程度広いお部屋であれば、ゾーンごとにテイストを分けると言った方法もありますので、テイストが違うアイテムを買ってしまっても大事にしてください。


後々同じテイストのものが手に入った時、組み合わせてみると相乗効果でものすごく魅力的になったりしますよ!

箱(部屋)自体の演出も大事

ミッドセンチュリーモダンインテリア ペンキで塗って塗った壁
ミッドセンチュリーモダンを意識してペンキで塗った壁


海外のインテリアテイストに近づける場合、配置する、飾るアイテムが大事なことは当然ですが、海外と箱(部屋)自体が違う!みたいなことを強く感じます。


特に違うのが壁の色に対する考え方だと思います。


日本の家の壁は白すぎる!(昨今ではだいぶ変わってきていると思いますが)
ですから、たとえ賃貸であっても壁色を変えてみることのチャレンジは強くお勧めします。


それだけでレトロ、ミッドセンチュリー、50s、海外インテリアらしさが一気に高まることは間違いないでしょう。


ちなみに私は賃貸にも関わらずペンキで壁色を変えてしまいました(笑

まとめ

・当時のハイセンス部屋を意識「飾りすぎない部屋」にしてみる

・レトロアイテムは生まれた年代を合わせると調和しやすい

・壁色を思い切って変えてみましょう!


以上が私の考えるセンスの良いレトロ(50s、ミッドセンチュリーモダン)インテリアの作り方になります。


オシャレなインテリアづくりのお役にほんの少しでも立てれば幸いです!

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