テレビのレイアウト|夫婦の会話が増えるインテリア考

こんにちは、趣味のインテリアコーディネーターMINEOです。
今回の話題はテレビのレイアウトについて。


突然ですが
皆さん食卓の会話は弾んでいますか?
食事中、気付いたらテレビに見入っていませんか?


今はNetflixなどからの配信動画やYouTubeもテレビで見られます。
ですからテレビ離れが進んでいる言われつつもテレビ画面を見ている時間はそこまで減っていない気がします。


そんなこんなで家具配置においてもついついテレビのレイアウトを大事にし過ぎているような気がしてしまうのは私だけでしょうか?

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この記事の内容

  • 夫婦の会話時間ってどのくらい?

  • あえて見にくくしたテレビレイアウト

  • 結果全く不便ではない

  • 家具レイアウトの自由度もアップ!

  • テレビのレイアウトを変えて幸福度もアップ?

夫婦の会話時間ってどのくらい?


夫婦の会話って1日平均何分くらいなんでしょうか。
私は以前どこかで1日2分以下の夫婦も結構いるという話を聞いたことがあったのですが、記憶が定かでないのでちょっと調べてみました。

●1週間で平均何時間、夫婦2人きりで会話をする?
(以下、フリーアンサーを集計)
・1時間未満 13.0%
・1時間 26.5%
・2時間 11.5%
・3時間〜5時間 23.5%
・6時間〜7時間 4.0%
・8時間〜10時間 12.5%
・11時間以上 9%
※中央値:2時間

https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2019-0407-1/



なんと一週間で1時間未満が13%も・・・
もちろん中央値だと2時間なのでもう少し多い家庭がほとんどなわけですが、
それでも1日平均にしたら約17分。
ちょっと少ないような気がしますね。

会話が増えると喧嘩の質が変わる


先程参考にした記事ではさらに会話時間と喧嘩についても調査しています。

●夫婦喧嘩をすることがありますか?
【平均】
・喧嘩をすることがある 60.0%
・喧嘩をすることはない 40.0%
【会話時間ごとの「喧嘩をする人」の割合】
・0〜1時間 62.0%(79人中49人)
・2〜5時間 62.8%(70人中44人)
・6〜9時間 60.0%(15人中9人)
・10時間以上 50.0%(36人中18人)

そもそも、4割の夫婦は喧嘩自体をしないそうだが、会話時間別に分析すると、時間が長くなるに従って、喧嘩する割合は確実に下がっている。
さらに、喧嘩の原因も聞いたところ、“その質”には明らかな違いのあることが判明した。

会話が少ない夫婦は、“相手が原因”と断じる傾向が強く、これは男女ともに変わらない傾向だ。対して、会話が多い人からは、自分の行動を省みたり、家庭環境を冷静に分析したりするコメントが多く見られた。

https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2019-0407-1/

喧嘩してしまう割合は会話があってもなくてもそう変わらないようですが、会話のない夫婦の喧嘩の質はちょっときつい・・・喧嘩してしまうとしても少しでも建設的な方がいいですよね。

なのでどんなに気心がしれていてもコミュニケーションは大事ということで私は会話を増やす方法を探していました。

友人夫婦の言葉を思い出す


会話を増やす方法について考えていた私はふと友人の言葉を思いだしました。
その言葉は「ごはんの時テレビを消すようにしたら会話が増えたんだよね」というもの。


そんなのすでにやってるよという方もおられるかもしれませんが、コレ、意外とやれない家庭も多くないですか?


ともかく私はこの先輩夫婦の会話増やし術を取り入れました。
ちょっと違うアプローチで。

あえて見にくくしたテレビレイアウト


一応インテリアコーディネーター 資格を持つ私は家具のレイアウトでテレビと精神的な距離を取る工夫を試みました。


なんて言うと大袈裟ですが要はダイニングテーブルからテレビを見にくくレイアウトしただけです。

あえてダイニングからテレビを見にくくしたインテリア

ご覧の通りダイニングチェアに座って首を90度曲げれば見られる感じです。
なので今日はコレを見ながら食事しよう!と決まっていれば見られないこともありません。

結果全く不便ではない


現在の家具配置にしてからしばらく経ちますが不便は全然感じません。
そして食事中にテレビをつけることが激減しました。

たまにテレビをつけるとあることに気付く


それでもたまにテレビがついている事はあります。
そうすると会話をしつつもテレビの音に引っ張られて気が散っていたり、生返事をしていたりすることに気が付きました。


もちろん見たい番組を一生懸命見ているならいいのですが、特に目的もなくつけているテレビの内容に引っ張られて会話がおざなりになるくらいなら見ない方がよっぽどマシだと感じています。

家具レイアウトの自由度もアップ!


以上の通り私はテレビ画面が見やすいレイアウトを捨ててみた訳ですが、そうすると当然家具レイアウトの自由度もアップしました。


実はこのレイアウトに行き着くまでに結構色々な配置を試していたのですが、どのレイアウトも「どこからでもテレビを見やすく」という意識が働いていたことに気づきました。


結果、その「なんとなくテレビ中心思考」がベターな配置から遠ざけていたような気がします。

テレビのレイアウトを変えて幸福度もアップ?


大袈裟かもしれませんが「なんとなくテレビをつける」習慣がなくなると幸福感もアップしている気がします。


もちろん好みは人それぞれなのですが、私は会話をしていてもしていなくても雑音のない空間は心地良いと感じています。


ちなみに妻は「時間が増えた」とのこと。
時間だけは誰にでも揺るぎなく有限ですから素晴らしい感想ですね。

まとめ

  • 夫婦の会話を増やすには食事中の「なんとなくテレビ」をやめてみる

  • 食卓からテレビのレイアウトを見えにくくすると自然とテレビを付けなくなる

  • なんとなくテレビをやめると時間が増える



以上が私の考える「テレビのレイアウトに振り回されないインテリアの考え方」になります。
どなたかのご参考になれば大変嬉しいです!

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